蛍火の里

のらくら同心手控帳

徳間文庫

瀬川貴一郎

2009年1月31日

徳間書店

691円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

五年前に姿をくらました盗人権三が、今度は信州でそば屋を殺して、江戸に戻ってきたらしい。もとの大工の腕を生かし、指物師や木地師などをしていると雪之介は睨むが、なんの手がかりも得られない。ようやく、信州まで探索に行っていた金次が、そば屋には娘がいたことを突きとめたが、今は行方知れずだという…権三と娘は繁がりがあるのか。

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