続金瓶梅

徳間文庫

丁耀亢 / 土屋英明

2011年1月31日

徳間書店

1,047円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

「今世の因縁は前世にあり、来世の因縁は今世にある」。十二世紀前半、『水滸伝』と同じ時代。淫欲の果てに落命した西門慶、潘金蓮、李瓶児、〓(ほう)春梅らが別人として生まれ変わる。北方から金が宋に侵入してくる戦乱の世で、目に見えない因果の糸に操られて新しい生涯をたどる。金と梅は生まれ変わって磨鏡となり、西門慶は陰茎を切り取られ宦官となる。『金瓶梅』のその後を描く、波瀾万丈の物語。

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