夏の雁

仕舞屋侍

徳間文庫

辻堂魁

2018年2月7日

徳間書店

726円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

揉め事の内済を生業とする九十九九十郎を地酒問屋《三雲屋》の女将曾良が訪ね、七雁新三という博徒の素性を調べてほしいと大金を預ける。新三は岩槻城下の貸元に草鞋を脱いでいるらしい。三雲屋も曾良も岩槻の出身だった。九十郎は貸元を訪ねる。二十一年前、藩勘定方が酒造の運上冥加を巡る不正を疑われ組屋敷を追われた。三雲屋が藩御用達になり店を大きくしたのはそれからという。闇に埋もれた真相を九十郎の推理と剣が抉りだす。書下ろし長篇剣戟。

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