浅田家!
徳間文庫
中野量太
2020年8月7日
徳間書店
693円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
二宮和也主演! 「家族」を撮り続けた写真家と、彼を支え続けた「家族」の 笑いと涙あふれる感動実話。 映画『浅田家!』10月2日(金)全国公開に先がけ、小説版8月7日(金)発売! 「一生にあと一枚しか、写真と撮れないとしたら?」 彼が選んだのは、“家族”だったーー。 消防士、レーサー、ヒーロー、バンドマン……家族全員を巻き込んで、 それぞれが“やってみたかったこと”をテーマにコスプレし、 その姿を撮影したユニークすぎる《家族写真》で、写真界の芥川賞・ 木村伊兵衛写真賞を受賞した、写真家・浅田政志(二宮和也)。 受賞をきっかけに各地の家族から撮影依頼を受け、《家族写真家》として ようやく軌道に乗り始めたとき、東日本大震災が起こるーー。 かつて撮影した家族の安否を確かめる為に向かった被災地で、 政志が目にしたのは、家族も家も全てを失った人々の姿だった。 「家族ってなんだろう?」 「写真家の自分にできることは何か?」 シャッターを切ることが出来ず、自問自答を繰り返す政志。 津波で泥だらけになった写真を一枚一枚洗浄して、家族の元に返す 《写真洗浄》の活動に参加し、そこで写真を見つけ嬉しそうに 帰っていく人々の笑顔に触れることで、再び《写真の持つチカラ》を 信じられるようになる。 そんな時、一人の少女が現れる。 「私も家族写真を撮って欲しい!」 それは津波で父親を失った少女の願いだったーー。
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この本が映画までにもなったのはなぜだろうか
写真家になった一人の青年の生い立ちから家族を通して描かれ、震災を経てまた写真家として進み始めたフィクションも混じったストーリー。 震災ボランティアのところはもっと難しい面も多々あったのではないのかな、と邪推しながら読んだ。
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