
乱丸下
新装版
徳間文庫
宮本昌孝
2020年12月10日
徳間書店
880円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
才気ほとばしる言動で頭角を現した乱丸は、織田家の出頭人のひとり惟任日向守光秀の裡に兆した翳りに気づいた。光秀と暗躍するイエズス会の動向を、安土城下屈指の女郎屋を営む謎の女キリシタン・アンナに探らせるが、彼女に思いをかけてもいた。もとより信長への忠誠の絆とアンナへの思いは比べるべくものではなかったが、運命の日の朝、乱丸は自らの存念を問われることになる……。 目次 第十六章 粛正 第十七章 武家の左義長 第十八章 予兆 第十九章 陰陽家の神 第二十章 箒掃剣 第二十一章 誅殺 第二十二章 覇者の送り火 第二十三章 赤い風花 第二十四章 那古野崩れ 第二十五章 帰郷 第二十六章 東海道遊覧 第二十七章 三職推認 第二十八章 嵐雲、迫る 第二十九章 日輪を食らう 第三十章 風、死す 解説 細谷正充
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た
森乱丸あるところに信長あり
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