ゴム科学

その現代的アプローチ

池田裕子 / 加藤淳 / 粷谷信三 / 高橋征司 / 中島幸雄

2016年12月12日

朝倉書店

3,850円(税込)

科学・技術

最も基本的なソフトマテリアルの一つ,ゴムについて科学的見地から解説。一冊でゴムの総合的な知識が得られるゴム科学の入門書。〔目次〕ゴムの歴史とその現代的課題/ゴムの基礎科学/エラストマー技術の新展開/ニューマチックタイヤ/他 1 序論:ゴムの科学とその現代的課題 (粷谷)  1.1 ゴムとエラストマー    1.2 天然ゴム:ユニークな天然高分子    1.3 アモルファス高分子としてのゴム・エラストマー    コラム 1  ゴム材料概観(市販品を中心として)(池田) 2 ゴムの基礎科学 (高橋・池田・粷谷)  2.1 天然ゴムの植物学と生化学    2.2 化学:重合,高分子反応とその場反応    2.3 化学:架橋反応    2.4 物理学:ゴム状態とゴム弾性論    コラム 2  グッドイヤーとオーエンスレーガー(池田) 3 ゴム・エラストマーの材料科学 (加藤・池田・粷谷)  3.1 材料の物性    3.2 光学物性     コラム 3  シリコーンゴムとフッ素ゴム(粷谷)  3.3 高機能性ソフトデバイスへの展開    3.4 天然ゴムの結晶化    3.5 熱可塑性エラストマー(TPE)とリアクティブ・プロセッシング   4 ゴム・エラストマー技術の新展開 (加藤・池田・高橋)  4.1 補強性ナノフィラーの重要性とその凝集構造    4.2 ネットワーク構造の散乱法・分光法による評価    4.3 ゴム加硫技術の新展開    4.4 21世紀における天然ゴムのバイオテクノロジー   5 ニューマチックタイヤ (中島)  5.1 車輪の発明からニューマチックタイヤまで    コラム 5  ダンロップがタイヤを発明した?(粷谷)  5.2 ニューマチックタイヤの機能    5.3 ニューマチックタイヤの工学的設計    5.4 ニューマチックタイヤの材料設計    5.5 タイヤの将来像   6 ゴム・エラストマー科学の未来 (粷谷)  6.1 サスティナビリティとゴム    6.2 自動車と交通化ネットワーク社会    6.3 「交通化社会」を超える次世代のゴム・エラストマー科学は?    コラム 6  ノーベル賞の功罪(粷谷) SK〔本文12,図3,表2〕  付 録/索 引

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