エンタテインメントの科学

湯山 茂徳 / 苧阪直行 / 明和政子 / 佐藤由香里

2018年10月6日

朝日出版社

1,980円(税込)

人文・思想・社会 / エンタメ・ゲーム

エンタテインメントの本質は単なる娯楽の範疇にとどまらない。あらゆるイベントと それに連動した芸術、芸能、スポーツなどのパフォーマンスやプレゼンテーション、 更には観光などを通し、人の心に直接訴えかけて感動を与え、共感と同調を 呼び起こし、希望や喜び、更には未来への夢と生きる力さえ与える。すなわち 人々に幸福をもたらすことである。 本書では、当代随一の心理学者・脳科学者、比較認知科学者・教育学者、 幼児教育者、そして工学者が、エンタテインメントについて科学的に分析し、 複雑さを増す現代社会における役割や重要性について解く。芸術・芸能・ スポーツ・観光など、エンタテインメントに直接かかわる者のみならず、日々の 生活をより豊かにすることを望む多くの人々にとり、有益な情報を満載。 第1章 序論(エンタテインメントの原理) 1.1 はじめに 1.2 エンタテインメント性を表す擬態語 1.3 エンタテインメントの歴史と現状 1.4 人間のコミュニケーション 1.5 エンタテインメントの原理 1.6 エンタテインメントと芸術 1.7 エンタテイメントビジネス 1.8 エンタテインメントとクリエイティブ・サービス 1.9 おわりに 第2章 エンタテインメントの科学 2.1 エンタテインメントの脳科学 2.2 エンタテインメントの起源(人の心の芽生えと育み) 2.3 子どもの遊びとエンタテインメント 第3章 エンタテインメントの社会貢献 3.1 震災における心の復興へのイニシアチブ 3.2 政治(祭り事)とエンタテインメント 3.3 教育におけるエンタテインメントの役割 3.4 高齢社会とエンタテインメント 3.5 負のエンタテインメントへの対応 3.6 エンタテインメント社会の在り方(幸福とは何か) 第4章 クリエイティブ・サービスとエンタテインメント 4.1 エンタテインメントのビジネスへの貢献 4.2 サイバーエンタテインメント 第5章 終論 5.1 エンタテインメントに依存する社会 5.2 日本の優位性と課題 5.3 データが創るエンタテインメント社会

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