D-白魔山(下)
ソノラマ文庫
菊地秀行
2005年7月31日
朝日ソノラマ
523円(税込)
ライトノベル
シーラ山の雪に閉ざされた山腹を突き破って出現した城の内部には、城主である最凶の貴族ギルゼン、彼を守護する騎士団と兵士の他にも、恐るべき存在がDを待ち受けていた。一万年前に不時着してギルゼンに捕獲され、吸血鬼と化した異星人である。ギルゼンは異星人の超技術を使って、己れを含めた住人もろとも城を時の流れから切り離していたのだった。甦ったギルゼンの願いは“神祖”に対抗する野望の実現である。それには、Dが必要だった。
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