
認知症の人の気持ちがよくわかる聞き方・話し方
鈴木 みずえ
2017年11月17日
池田書店
1,760円(税込)
人文・思想・社会
認知症の人と会話をする際に大切にしたいこと(心得)、認知症の人のケアで役立つ「聞き方・話し方」が習得できます。 なかなか起きられない、何日も着替えない、食事の途中で手が止まる、失禁、体や髪を洗いたがらない、「帰りたい」と言う、物を盗られたと思っている、歩き続ける、大きな声を出すなど、よくある事例をとりあげ、実際の会話をマンガやイラストを使いながら解説。お互いの気持ちが通じるように導いています。 本書で紹介するケアは、認知症ケアの基本といわれる「パーソン・センタード・ケア」の考えに基づいています。1その人の思いを聞く、2健康状態・生活歴などの情報を集める、3心理的に満たされていないこと(ニーズ)を見つける、という3ステップをふむことで、認知症の人の言動の理由がわかり、気持ちを理解することができ、いま必要なケアを見つけることができるでしょう。 うそをついたり、ごまかしたりせず、信頼関係を築くことで、ケアは確実に楽になっていきます。 1章 その人の苦手を理解するために知っておきたい 認知症の人に起こる障害 複雑性注意障害/実行機能障害/学習と記憶の障害(記憶障害)/言語障害(失語、失書)/失行、失認、視空間認知障害など/脱抑制など 2章 認知症の人との会話における 聞き方・話し方の基本 安心感を与える/集中しやすくする/理解し、選びやすくする/毎回、初対面と思って接する/言葉をじっくりと待つ/わかりやすい返事をする/その人の価値を低める言葉・動作を避ける/ケアの方法で悩んだら3ステップを使う(思いを聞く、情報を集める、ニーズを見つける) 3章 毎日のケアに役立つ シーン別聞き方・話し方 起床/更衣/食事/排泄/入浴/睡眠/移動/レクリエーション/送迎/病院 4章 いざというときに役立つ 認知症の人のケアで悩んだときの聞き方・話し方 「帰りたい」と言う/攻撃的な言動をする/物を盗られたと思う/物を集める/歩き続ける/大きな声を出す/意欲が低下している/ないものが見える(幻視)/繰り返される行動がある(常同行動)
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