お江戸の百太郎赤猫がおどる
現代の創作児童文学
那須正幹 / 長野ヒデ子
1988年7月1日
岩崎書店
1,388円(税込)
絵本・児童書・図鑑
花のお江戸は本所・亀沢町のとある長屋に、大仏の千次という岡っ引きがすんでいました。この千次親分、捕りものの腕はさっぱりで、これまで、手がららしい手がらをたてたことがありません。そのぶん、むすこの百太郎がよくできた子で、おとくいの名推理で、これまでさまざまな難事件を解決してきました。さて今回のお話はー。「火事とけんかは江戸の華」といわれ、名物の1つにもあげられるほど、江戸は火事の多い所でした。本所かいわいでも、最近ひんぱんに火事がおこっていますが、調べていくうちに、どうも妙な話になってきました。火事の現場に必ず「赤い猫」が現れるというのです。小学校上級〜中学生向き。
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