唯物論研究年誌第25号 〈復興と祝祭〉の資本主義

新たな「災後」を探る

唯物論研究協会

2020年10月27日

大月書店

3,850円(税込)

人文・思想・社会

地震、水害、新型コロナ…引き続く災害に襲われる日本。そのなかで、五輪など祝祭により復興を目論む政治・資本の力と、新自由主義がもたらした社会の困難が露出している。その矛盾の裂け目から、新たな社会のビジョンを描く。 【特集】〈復興と祝祭〉の資本主義ーー新たな「災後」を探る インタヴュー 近代という祝祭の行方ーー万博・オリンピックと戦後日本(吉見俊哉) 災害と復興・祝祭をめぐる時間と空間の弁証法(岡田知弘) 被災した人たちが、ふたたび住む(平山洋介) 東日本大震災・福島第一原発事故による広域避難者との交流と「人間の復興」(浅野富美枝) 環境正義論から考える公害の歴史的教訓ーー公害から気候変動、そして疫病へ(大倉茂) 惨事便乗型資本主義、祝賀資本主義、資本の論理(大屋定晴) 【小特集】実在論の現在  実在論の新展開ーー問題となる論点(河野 勝彦) ドイツにおける現代実在論の動向についてーーマルクス・ガブリエルの「意味の場の存在論」とコッホの「解釈学的実在論」を例として(中島新) 批判的実在論と教育ーー批判的自然主義の可能性(谷村千絵) 【研究論文】 予防・健康増進と新たな統治ーー日本における〈公益に資する〉主体の形成と実践(志田圭将)

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