闇こそ砦
上野英信の軌跡
川原一之
2008年4月30日
大月書店
2,860円(税込)
人文・思想・社会
北九州・筑豊の廃坑跡に住んで、その生涯を炭鉱労働者の記録を遺すことに捧げた上野英信から、もっとも信頼されていたのが著者である。大新聞の記者をやめて、宮崎県・土呂久の砒素被害者の救済運動に関わった著者が書いた、「金を惜しむな、時間を惜しむな、命を惜しむな」といいつづけた記録の鬼の伝記。
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