戦争とは敵も味方もなく、悲惨と愚劣以外の何物でもない

「私の91年の生涯は日本にとっても180度の激動の時代でもありました。まさしく“波に揉まれて尚沈まず”の人生でした。大学入学早々“九大生体解剖事件”に関与した私の心的外傷は癒えることなく、今は事件の最後の生き証人となりました。所詮“戦争とは敵も味方もなく、ただ悲惨と愚劣以外の何物でもない”と結論しました」現代の危機をどう生きるかーー自己実験の書！！