
北警察監房「夢」殺人事件
新風舎文庫
明野五郎
2006年12月31日
新風舎
715円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
明野行道、57歳。刑事として実績を積んできたが、半年前に北警察署管理課となり、現在は看守として監房(留置場)に勤務している。明野は監房で仮眠中、第10号室内で敢行された殺人事件の夢を見た。犯人は山中誠次。明野はこの「山中」という男を知らない。見ず知らずの男なのになぜ夢の中で認識できたのか…。やがて山中が実在する人物と知る。山中は単身、黒い集団に立ち向かおうとしていた。春まだ浅き背振山腹に、死を賭けたメールを残した。
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