日経おとなのOFF 今こそ見たい!美術展2020年秋冬

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日経トレンディ

2020年8月31日

日経BP

1,320円(税込)

ホビー・スポーツ・美術

スポーツの祭典とともに盛り上がるはずだった2020年の美術展。予期せぬコロナ感染の広がりで、大きな変更を余儀なくされました。海外からの輸送を伴う展覧会は中止や先送りになりましたが、では、美術館は閉まっているのか?答えはNo! オンラインで所蔵品を紹介したり、ワークショップを開催したり。今できる精一杯で、私たちを迎えてくれます。行動様式には注意が必要ですが、静かな美術館はアートとじっくり向き合える絶好のチャンスです。 20年最大の目玉「ロンドン・ナショナル・ギャラリー」展は年内日本にとどまり、現代アートの巨匠、「ピーター・ドイグ」「オラファー・エリアソン」の展覧会も再開中。 もう二度とこの組み合わせは実現できないと思われる「STARS」展には草間彌生、杉本博司、宮島達男、リー・ウーファン、奈良美智、村上隆・・・などがきらめいています。ゴッホの「ひまわり」を展覧会中は常設展示する生まれ変わったSOMPO美術館で開催される「ゴッホと静物画」では西洋の花の絵の歴史を垣間見ることができます。 普段は「企画展」にばかり目が行きがちですが、今は各館のコレクションや常設展に目を向けてみるのもいい。今展示されている日本の美術館が所蔵する作品を辿りながら「教養としての西洋美術史」をじっくり身につけてみては。疲れた心をほぐしてくれる1枚に出会える1冊です。 その他、狩野永徳と岩佐又兵衛の洛中洛外図の対決が見られる「桃山ー天下人の100年」、京都で天皇即位を寿ぐ「皇室の名宝」などなど和の展覧会も見逃せません。全65展の厳選した情報をお届けします。 ○西洋美術館・主任研究員がおすすめ  ロンドン・ナショナル・ギャラリー展を深く楽しむ10点 ○ひまわりだけじゃない!ゴッホが描いた花たち  西洋の花の絵はどう変わったか ○ジェンダーギャップとも戦った!? 印象派の女性画家たち ○"桃山文化"のツインピーク 狩野永徳VS長谷川等伯 金屏風対決 ○やっぱり若冲が好き!  ○かわいい!動物大行進 日本画の中の猫&霊獣 ○ほぼ全部今見られます!  日本にある作品でたどる 教養としての西洋美術史 ○中野京子さんが案内 大塚国際美術館で出会う絶対名画 ○刀剣女子も見逃せない 名刀図鑑 ※内容は変更になることがあります

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