次世代自動車2021

10年で逆転する業界の力学

日経Automotive

2020年12月25日

日経BP

27,500円(税込)

科学・技術

米テスラが最初の電気自動車(EV)「ロードスター」を発売して、10年で、米国のビッグスリーを抜きました。その3年後にはトヨタ自動車を抜いて自動車メーカーで世界一となりました。テスラの時価総額は過大評価だとの声もありますが、将来への期待値として捉えると、従来の巨人たちへの期待よりも大きいということが明確になりました。 わずか10年で業界をひっくり返すーー。自動車業界は保守的、参入障壁は高いなど言われていますが、10年あれば業界のトップになることも可能であることをテスラは証明しました。この流れは、トヨタ自動車やドイツ・フォルクスワーゲンなど、世界の巨人でさえ、生き残りをかけた競争にさらされていることを示します。 CASEの台頭で、クルマを取り巻く、技術やサプライチェーン、ビジネスモデルは大きく変わろうとしています。環境規制や安全性への期待から、EVや自動運転車へのシフトはさらに加速していくでしょう。 旧来型の自動車メーカーの競争相手は、新興自動車メーカーだけではありません。クルマのコア技術がエンジンから半導体・ソフトウエア・データに移りつつある中、ITメーカーや電機メーカーも含めて、主導権争いが活発化しています。 本誌は、自動車業界の雑誌「日経Automotive」の記事の中から重要なトピックになるものを選びました。新たな時代に向けてどの領域でビジネスをしていくのか、その指針として、「次世代自動車2021」を活用いただければ幸いです。

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