
多様性って何ですか?D&I、ジェンダー平等の組織づくり入門
羽生 祥子
2022年1月15日
日経BP
1,980円(税込)
ビジネス・経済・就職 / 人文・思想・社会
多様性=ダイバーシティが今、組織に問われています。 ですが、日本の組織はなぜかダイバーシティが進みません。 特に苦手なのが、ジェンダー平等。企業を取材して分かった 「多様性に欠ける組織によくある言い訳ベスト5」は、これです。 1位「女性だけ特別視する必要あるの?」 2位「D&Iやって、経営が上向くのか?」 3位「管理職に該当する女性がいない」 4位「多様性はOKだが、女性活躍はNG」 5位「女性がみんな、バリバリ働きたいとは限らない」 それぞれの問いに、50のデータで答えていきましょう。 【読みどころ】 ◎今さら聞けない…なぜ「多様性」が組織に必要なのか!? ◎50のデータで裏付け! D&Iが企業の成長につながるわけ ◎リーダー必読!経営戦略が成功したすごいダイバー推進企業事例 ◎新コーポレートガバナンスで企業が対応すべき6つのこと \何からやればいい? に答えます/ 【多様性早見表】【女性活躍4タイプ】でチームのダイバー推進度を判定! ★推薦コメントも続々!★ 「言い訳ばかりの上司に、必ず読ませてください。」 ーーサイボウズ社長 青野慶久 「多様性のある企業こそ成長する。その証明となる一冊だ。」 ーーアクセンチュア社長 江川昌史 「多様性は未来を突破する切り札だと、豊富な分析から確信しました。」 ーー日本総合研究所理事長 翁百合
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因果と相関の誤謬に対する疑問が解けない
出てくる事例の多くに対して、相関は理解できるが、女性管理職比率等のダイバーシティ指数の向上が利益の向上につながるという因果の説明に利用されているが、利益が上がっている企業はダイバーシティを推進する余裕が有り結果として女性管理職比率が上がるという逆の因果の可能性を否定できておらず、納得感がない。 以下のページではこの疑問に対し、 https://comemo.nikkei.com/n/n03e4f44ded3c 「ガバナンスが弱い企業ほど女性取締役導入は業績に平均的にプラスの影響があることを報告しています。」と説明しており、これは納得感があった。 女性活躍はダイバーシティ推進のための第一歩というのはわかるが、そうであれば本の題名は女性活躍でいいのでは。流行りに乗って自己の主張をしたいだけに思えて、不誠実さを感じる。 女性の労働時間のヒストグラムに、短いところと長いところに山があり2極化しているから女性の選択肢が狭いという論では、男性側は労働時間が長い方のみに寄っておりさらに選択肢が狭い点を見ていない。 多様性推進が業績にマイナス影響がなければ、働きやすさの観点からも推進したほうがいいのはわかるが、本書に通じる主張は多様性推進によって業績が向上するという論であり、その部分の説得性に欠ける。 個人的に好きでもないが、多様性を欠きながらもゴリゴリの営業で業績を上げている企業も存在している。そのような企業は長期的に良い業績を上げられなさそうな気はするが、定性的な感覚でしかなく、説得力のある根拠が欲しい。
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