
勝負師の条件 同じ条件の中で、なぜあの人は卓越できるのか
守屋 淳
2023年3月24日
日経BP 日本経済新聞出版
1,980円(税込)
人文・思想・社会
『孫子の兵法』を身に付けたもの同士が戦ったら、その勝敗を決するカギは何か? 経営者、スペシャリストからスポーツ選手、芸術家まで、常に抜群の成果を出す「勝負師」たちに共通する思考や行動とは? 累計20万部のロングセラー『最高の戦略教科書 孫子』、待望の続編! ◆『孫子』とは、一言でいえば戦略の本だ。自分が軍隊の将軍だったとして、ライバルの知らないような戦略やかけひきを自分だけが『孫子』から学べるなら、勝てる確率は高くなるだろう。しかし、もしお互いが同じように『孫子』を学んでいたら、こと知識の面では差がつかなくなる。このとき、お互いの戦力も似たり寄ったりだったとしたなら、何が勝敗を決めるのだろう。指揮官の能力に焦点をあててみるなら、非常にプレッシャーの厳しい環境のなかで、人並みすぐれた洞察力や判断力、さらには学んだ戦略に対する応用力を発揮できるかどうかが、大きく問われてくるだろう。 ◆大企業同士の競争においては、企業名を隠してしまえば見分けのつきにくい製品やサービス、広告、販売戦略が氾濫している。このように情報が飽和し、お互いが似てしまわざるを得ない状況のなかでも、抜群の成果を生み出してしまう人たちがいる。本書で紹介する「勝負師」たちだ。いったい彼ら彼女らは、なぜそのようなことができてしまうのか。本書では、こうした実社会でも使える知恵を汲み出すべく、「誰しも判断を間違えてしまうような複雑きわまりない状況のなかで、他人よりすぐれた判断ができる人とは、どんな人なのか」を探究ずる。 ◆筆者は、この20年間、経営者や起業家、コンサルタント、ファンドマネージャー、弁護士、会計士、自衛隊員、政府関係者、学者、格闘家、芸術家といった方々と、複数の中国古典の勉強会を続けてきた。また、雑誌連載や単行本執筆のために、多くの経営者にインタビューをしてきた。彼らとの対話を繰り返すなかで、「勝負師」と呼ぶべき人々にはいくつかの共通点があることがわかってきた。幅広い知識と教養を持ち、良い意味で予想の斜め上をいく、余人には思いもつかないような発想をする人々--。本書は、そうした「勝負師」たちに共通する思考と行動を、中国古典やビジネス名著を繙きながら明らかにしていく。
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