ウェルビーイングで変わる!食と健康のマーケティング

藤田康人

2023年4月21日

日経BP 日本経済新聞出版

2,200円(税込)

ビジネス・経済・就職

機能性・エビデンスだけで売る時代の終焉! キシリトールでゼロから2000億円の市場を創った著者が、「ナナメずらし」「関係性のリデザイン」など、生活者視点の成功法則を公開! ウェルビーイングで、これまでのビジネスが180度変わる! 身体的な健康をゴールとした「ヘルス」から、身体と心の健康を目指した「ウェルネス」を経て、より自分らしく生きることを目指す「ウェルビーイング」の時代へ。 「生活者のウェルビーイングをどう実現するか」──新たな時代を生き抜くための、 生活者視点のマーケティングを解説する。 ●編著者からのメッセージ 2015年にスタートした機能性表示食品制度により、特定の健康効果をうたう健康食品が市場には溢れています。しかし、その中でもヒット商品と呼べるものは限られ、市場は当初の期待通りには広がっていません。そんな中、注目を集めているのが、「ウェルビーイング(Well-being)」という潮流です。 意味合いとしては、「健康の先にある、これからの時代・社会における新しい幸せの形」 として用いられることが多いように見受けられます。 (中略) ある時期から、生活者にとって健康になることは「ゴール」ではなく「幸せになるための必要条件」と位置付けるべきであり、「ヘルスケア」「ウェルネス」の先にある「ウェルビーイング」という概念こそが食と健康を考えるうえで必要不可欠であると考えるようになりました。 本書では、変化してきた幸せの形から今求められるウェルビーイングとは何か、時代の 変遷をとらえながら、現代に必要なヘルスケアビジネスについて考えていきます。 この書籍を通して、今後求められるヘルスケアフードのあり方を考えるきっかけになれ ば幸いです。(本書「まえがき」より) Chapter 1 幸せの基盤が変わり始めた! 今、求められる「幸せの形」 ・ウェルビーイングで、これまでのビジネスが180度変わる! ・現代に求められる幸福の要素 ・“ただ食べる”時代は終わった 食のウェルビーイングとは?、ほか Special Talk 求められるウェルビーイング産業への変革と意識改革! Chapter 2 機能性やエビデンスだけでは売れない時代に、何が必要か? ・生活者の欲求を見抜く! 顧客視点のマーケティング ・関係性のリデザインとは? キシリトールの場合 ・「ナナメずらし」を活用すれば、ウェルビーイングは伝わりやすくなる ・「ナナメずらし」とは? 具体例から学ぶ、商品コンセプト開発、ほか Chapter 3 ウェルビーイング時代の未病ケアアプローチ 【コンセプト1】ホメオスタシス、【コンセプト2】細胞老化、ほか Chapter 4 最新研究と具体的な取り組み ・人生100歳時代に必須 「老化」時計を遅らせる新研究 ・細胞が若返るオートファジー機能 活性化で老いを抑制 ・脂肪、糖、塩 どれを取りすぎても老化が加速 ・歯周病が健康寿命を縮める 糖尿病や認知症にも悪影響、ほか全11篇

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