豊岡メソッド
人口減少を乗り越える本気の地域再生手法
大崎 麻子 / 秋山 基
2023年11月28日
日経BP 日本経済新聞出版
1,980円(税込)
人文・思想・社会
兵庫県豊岡市「小さな世界都市」がはじめたすごい組織風土改革!若者が逃げ出す「過疎のまち」は、「ジェンダーギャップ」とガチで向き合いどう変わったのかー。人手不足に悩むすべてのビジネスパーソンへの処方箋。
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Ida Kazuya
ジェンダーギャップの解消→エクイティを中心に据えた“地域再生”の実践書
これもまた面白かったですねー。 昨年夏に紹介した元市長の奮闘記「なぜ豊岡は世界に注目されるのか」の中から、特に『4.ジェンダーギャップの解消』にフォーカスし、“ダイバーシティ,エクイティ&インクルージョン”による『社会変革』に挑戦した、豊岡市(人口8万人弱)の地域再生“実践書”。 いかにジェンダーギャップ(性別役割分担意識/バイアス)が人口減少問題に大きな影響を及ぼしているかがよく分かる。 また、本書では其々の取り組みにおいて、“協働”の最新コンセプト『コレクティブ・インパクト』の実践例についても少し紹介されている。 今まで官民協働とか産官学連携とか…、地方の社会問題解決においてそれっぽい事が謳われてきたが、我々の“地域コミュニティ活動”のリアルな実践現場では、コスト負担/評価/コミュニケーション(主従関係) において何かしっくりこない(胡散臭い)思いを感じてきた。 でも、この『コレクティブ・インパクト』については、 前提条件として ①影響力のある招聘者 ②十分な予算・財源 ③変化を望む危機感の共有 が揃っている事とし、 最低限必要な要素として ⚫︎共通のアジェンダ ⚫︎共通の評価・測定システム ⚫︎相互に補強しあう取り組み ⚫︎継続的なコミュニケーション ⚫︎バックボーン組織 が無いと上手くいかないと云う。 このコンセプトには「ホントそうだよなぁ」と共感するし、自分達の活動においても上記の点に注意し、名目だけ/言葉だけでやっちゃいけないよなーと思うところが多くあった。 “実践書”として色んな気づきや発見があり、とても参考になった。
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