
死刑囚200人 最後の言葉
宝島SUGOI文庫
別冊宝島編集部
2021年2月4日
宝島社
836円(税込)
人文・思想・社会 / 文庫
死刑囚に執行が告知されるのは、当日の朝8時ごろである。 突然、独房の扉が開かれると、その場で死刑執行が告げられ、 荷物の整理をすることも許されず、そのまま刑場に向かい、 遅くとも10時には刑が執行される。 死刑囚にとっては、毎朝、この時間帯が1日の最大のヤマ場である。 聞きなれない足音が聞こえたりすれば、異常な緊張が房内に走り、 じっとその行き先に聞き耳を立てるのであるーー。 無辜の人の命を奪い、自らの命をもってその罪を償うことが定められた死刑囚たち。 人間は自らの死を前に何を語るのか。 母への思い、贖罪の言葉、神への祈り、死の受容……。 「その瞬間」を意識し、初めて剝き出しになる真実の姿とは。 同名書籍(2019年刊行)待望の文庫化! 【目次】 第1章 「死刑」の基礎知識 第2章 旅路 第3章 彼岸 第4章 贖罪 第5章 真実 確定死刑囚リスト
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