鎌倉うずまき案内所

宝島社文庫

青山 美智子

2021年4月7日

宝島社

825円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

『木曜日にはココアを』で第1回宮崎本大賞を受賞し、『お探し物は図書室まで』で本屋大賞にノミネートされた人気作家・青山美智子氏の最新文庫です。主婦向け雑誌の編集部で働く早坂瞬は、取材で訪れた鎌倉で、ふしぎな案内所「鎌倉うずまき案内所」に迷いこんでしまう。そこには双子のおじいさんとなぜかアンモナイトがいて……。YouTuberを目指す息子を改心させたい母親。結婚に悩む女性司書。クラスで孤立したくない中学生。気づけば40歳を過ぎてしまった売れない劇団の脚本家。ひっそりと暮らす古書店の店主。平成の始まりから終わりまでの30年を舞台に、6人の悩める人々を通して語られる、心がほぐれる6つのやさしい物語。最後まで読むと、必ず最初に戻りたくなります。

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4.2 2025年06月11日

歌菜

はぐれちゃった人へ

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4.6 2023年09月23日

社会や友人やら家族やら、色々なものから“はぐれちゃった”人がたどり着く鎌倉うずまき案内所。読み終わったあと優しい気持ちになれる、優しい物語だった。「ナイスうずまきー👍」のひと声で送り出してくれる双子のおじいさん達もキュート出良かった。令和からうずまきのようにぐるぐる過去へ逆上る形式なので、読み終えたあと昭和から又読み返してみたくなる作品

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