鍵がドアをあけた

日本語の無生物主語他動詞文へのアプローチ

熊 鶯

2009年7月30日

笠間書院

3,520円(税込)

語学・学習参考書

伝統的な日本語では用いられにくいと論じられてきた、「コピー用紙が、私の手を切った」「あの事件は、彼を驚かした」のような、無生物主語の他動詞文。 現代日本の文学作品と新聞社説から豊富な用例を取り出し、中国語との対照も視野に入れて、タイプや特徴を分析。現代日本語における無生物主語他動詞文に関する現象に、新たな研究成果をもたらす。 まえがき 1章  序論 ■第1部 名詞句階層に基づく考察 2章 名詞句階層の定義及び調査方法 3章 文学作品における無生物主語他動詞文 4章 新聞社説における無生物主語他動詞文 5章 名詞句階層に反する用例をめぐる考察 ■第2部 他動性に基づく考察 6章 他動性に関する先行研究及び本研究の分類 7章 所属関係の文 8章 非所属関係の文 ■第3部 能動的な文をめぐる個別検証 9章 道具名詞主語の他動詞文(中国語との対照) 10章 物名詞原因主語の他動詞文     (中国語との対照) 11章 身体名詞主語の他動詞文 12章 結論  参考文献/用例出典/あとがき

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