
SP盤落語レコードがひらく近代日本語研究
金澤裕之・矢島正浩
2019年9月2日
笠間書院
5,390円(税込)
語学・学習参考書
「日本語史の宝の山」である落語は、どのような可能性を有するのか。 明治後期より録音された東京と大阪の落語SPレコードを材料に、言語表現に関してさまざまな角度から分析を進める。 落語資料についての丁寧な紹介・解説から始まり、その言語学的性格に迫る諸論考を配置。今後の研究指標となる日本語史諸分野の成果を収める。 本書の議論を通じて、落語から得られる言語史的情報が、これまでに明らかにされてきた近代日本語の話し言葉史において、時系列的に矛盾なく配置されること、口語資料の1つとして新たな知見を加え得る、固有の価値を有するものであることが確認されることと思う。……落語資料は、それぞれの問題意識を背景とすることによって、無数の利用法が可能である。……まずは本書の試みをきっかけに、近代日本語研究が、自在に、広く展開することを願うものである。(本書「なぜ落語資料なのかー序に代えて」より) 【執筆】 揚妻祐樹・岡部嘉幸・小野正弘・金澤裕之・川瀬卓・金水敏・坂井美日・清水康行・野村剛史・宮内佐夜香・宮地朝子・村上謙・森勇太・矢島正浩
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