Besides、 History

現代建築にとっての歴史

長谷川 豪 / ケルステン・ゲールス / ダヴィッド・ファン・セーヴェレン / ジョヴァンナ・ボラーシ / バス・プリンセン / ステファノ・グラツィアーニ

2018年6月16日

鹿島出版会

3,850円(税込)

科学・技術

世界が注目する2組の若手建築家、長谷川豪とOFFICEケルステン・ゲールス&ダヴィッド・ファン・セーヴェレンが描写する自作と歴史の関係。 今日の建築設計の現場において「歴史」というものは一体どのような役割を果たすのか。 長谷川豪、ケルステン・ゲールス、ダヴィッド・ファン・セーヴェレンは、過去の建築作品と互いの作品を読み解き、描写し、翻訳し、流用することによって、それらが織りなす星座を見つけ、意味を紡ぎだす。そして、それぞれの星座がささやきはじめる。 こうして歴史は設計に生かされる資源へと変容する。 世界が注目する2組の若手建築家、長谷川豪とOFFICEケルステン・ゲールス&ダヴィッド・ファン・セーヴェレンが、アンドレア・パラーディオ、ル・コルビュジエ、ミース・ファン・デル・ローエ、グンナール・アスプルンド、アルド・ロッシ、坂本一成らの作品と自身らの作品の関係性を多数のドローイングを用いて示す。 本書は2017年5月にカナダ建築センターで開催された展覧会のカタログとして制作された。展覧会の様子はバス・プリンセンの写真で本書に記録されている。 序文:建築はそれ自体で語るための方法を求めている/ジョヴァンナ・ボラーシ 第1章:境界線としての平面図/ケルステン・ゲールス、ダヴィッド・ファン・セーヴェレン 第2章:集合論としての断面図/長谷川豪 第3章:部屋のある眺め/ケルステン・ゲールス、ダヴィッド・ファン・セーヴェレン 第4章:見かけの凡庸さ/長谷川豪、ステファノ・グラツィアーニ、ケルステン・ゲールス、ダヴィッド・ファン・セーヴェレン 第5章:モントリオール、2017年5月/バス・プリンセン 第6章:作品12題/長谷川豪、ケルステン・ゲールス、ダヴィッド・ファン・セーヴェレン 「桜台の住宅」「森のピロティ」「駒沢の住宅」「経堂の住宅」「御徒町のアパートメント」「上尾の長屋」(以上6作品、長谷川豪建築設計事務所)、「ヴィラ」「ウィークエンド・ハウス」「シティ・ヴィラ」「ドライング・ホール」「伝統音楽センター」「ソロ・ハウス」(以上6作品、OFFICE Kersten Geers David Van Severen) 対話:ビサイズ、ヒストリー/ジョヴァンナ・ボラーシ、ケルステン・ゲールス、長谷川豪、ダヴィッド・ファン・セーヴェレン

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