ジードルンク

住宅団地と近代建築家

海老澤 模奈人

2020年8月11日

鹿島出版会

3,960円(税込)

美容・暮らし・健康・料理 / 科学・技術

ジードルンク計画を幅広く論じ、近代の集合住宅・住宅団地に関する新たな知見を提供し、さらにその現在を考察する。 ヴァイマール共和国時代のドイツで、近代建築家たちが取り組んだジードルンク=住宅団地の建設計画とは いかなるものか。今日もなお現役のジードルンクを現地調査し、いかにして時間の中で継承されてきたかを明かす。 はしがき 序章:ジードルンクとは何か 第一章:最小住居への道程/エルンスト・マイのフランクフルトのジードルンク・プラウンハイム 第二章:水平連続窓と機能性/ヴァルター・グロピウスのジードルンク・デッサウ=テルテン 第三章:平行配置型住棟と住居の効率性の追求/オットー・ヘスラーのツェレのジードルンク・ブルームレーガー・フェルト 第四章:住戸平面研究の実践/アレクサンダー・クラインの大ジードルンク・バート・デュレンベルク 第五章:住棟配置と煉瓦壁に見る地域性/ハンブルクのヤレシュタット 第六章:住宅建設の象徴性と合理性のはざまで/フーベルト・リッターのライプツィヒのジードルンク・ルントリンク 第七章:受け継がれる居住空間/ブルーノ・タウトのベルリンの大ジードルンク・ブリッツ あとがき 参考文献・図版出典・索引

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