鳥打ちも夜更けには
金子 薫
2016年2月17日
河出書房新社
1,650円(税込)
小説・エッセイ
不朽の古典『見聞記』に楽園と謳われた島の架空の港町。新町長の下、観光資源の美麗な蝶と花畑を護るため、海鳥を毒矢で殺す鳥打ちの職に、三人の青年が就いていた。しかし島の経済が陰りを見せるにつれ、鳥打ちの一人、天野は自らの為す仕事に疑念を抱く。問うてはいけない問いは、やがて町をあげての大騒動に発展してー三人の青年の自由を巡る圧倒的小説。
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