
キリシタン千利休
賜死事件の謎を解く
山田無庵
1995年1月23日
河出書房新社
1,922円(税込)
人文・思想・社会 / ホビー・スポーツ・美術 / 美容・暮らし・健康・料理
神戸市立博物館に残された南蛮屏風には謎のキリシタン茶人が描かれている。これは利休の死後間もなく描かれたものだが、なぜ南蛮船の出帆、入津をテーマにしたこの屏風に、明らかに七人の修道会士に守られるようにした茶人を描いたのだろうか。利休がキリシタンだったことをとどめておくためだとしたら。謎に満ちた利休の死の真相を追って「利休キリシタン説」を実証しようとした著書の心血注いだ遺作。
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