
翻訳は実践である
河出文庫
柳瀬尚紀
1997年3月4日
河出書房新社
572円(税込)
人文・思想・社会 / 文庫
翻訳について書かれた凡百の文章を蹴とばし、現場の具体性から出発して、「翻訳とは実践」であり「翻訳とは文体の翻訳」であるという二つの大きな命題を立てて展開される画期的で痛快な翻訳論。語順、文章の止め、実作業の厳しさ、音への感覚、原文の読み、言葉遊び…『ユリシーズ』個人全訳の方法につながるテーマを具体的に繰広げた待望の書。
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