溺れる市民

河出文庫

島田 雅彦

2010年8月3日

河出書房新社

594円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

幻の娘の誘惑は甘く、そして切なかったー東京郊外、眠りが丘。一時の快楽に身を委ね、堅実なはずの人生を踏み外していく人々。彼らはただ、自らの欲望に少しだけ素直なだけだったのかもしれない…。夢想の町「眠りが丘」を舞台に島田雅彦が描き出す、悦楽と絶望の世界。

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