掏摸(スリ)

河出文庫

中村 文則

2013年4月9日

河出書房新社

550円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

東京を仕事場にする天才スリ師。ある日、彼は「最悪」の男と再会する。男の名は木崎ーかつて仕事をともにした闇社会に生きる男。木崎は彼に、こう囁いた。「これから三つの仕事をこなせ。失敗すれば、お前を殺す。逃げれば、あの女と子供を殺す」運命とはなにか、他人の人生を支配するとはどういうことなのか。そして、社会から外れた人々の切なる祈りとは…。大江健三郎賞を受賞し、各国で翻訳されたベストセラーが文庫化。

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みんなのレビュー (6)

Readeeユーザー

(無題)

-- 2025年01月10日

Readeeユーザー

 

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3.7 2024年05月21日

続編があるらしいので、そちらも読みたい。

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Readeeユーザー

心理描写の凄さ

starstarstarstarstar 5.0 2019年07月11日

今んとこ「遮光」に次いで好き。 読み始めると止められなくなる。 どんだけ凄いねん!中村文則。

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Readeeユーザー

(無題)

-- 2019年04月04日

一個も面白くない 最後殺される? ブックオフへ

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Naoki Iwasawa

運命は定られたのか。

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4.2 2019年01月31日

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Readeeユーザー

【悪が増える世の中…】

starstarstarstar 4.0 2018年08月02日

掏摸で生きている主人公、シングルマザーに育てられている少年。 「悪」になりたくてなったわけではないが、親の愛情を受けずに育つことは「悪」になる要素の一つであることは間違いない。 そもそも「悪」とは何か? 他人を不快にする人こそが「悪」なのではないと想う。 世の中は「悪」だらけかもしれない。 そんな「悪」が安易に子供を作り、子育てをしないことで、更に「悪」を増やす。 「○○の子沢山」と言うが、これからは「悪の子沢山」かもしれない。 少子化だけでも問題なのに、悪の割合が増えていく世の中になるのではないかと想うのである。 テンポが良く、引き込まれる話でした。

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