
JR上野駅公園口
河出文庫
柳 美里
2017年2月7日
河出書房新社
660円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
一九三三年、私は「天皇」と同じ日に生まれたー東京オリンピックの前年、男は出稼ぎのために上野駅に降り立った。そして男は彷徨い続ける、生者と死者が共存するこの国を。高度経済成長期の中、その象徴ともいえる「上野」を舞台に、福島県相馬郡(現・南相馬市)出身の一人の男の生涯を通じて描かれる死者への祈り、そして日本の光と闇…。「帰る場所を失くしてしまったすべての人たち」へ柳美里が贈る傑作小説。
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Readeeユーザー
2021年1月
人はこうも苦労して生きていかなければならないのか。
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