JR上野駅公園口

河出文庫

柳 美里

2017年2月7日

河出書房新社

660円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

一九三三年、私は「天皇」と同じ日に生まれたー東京オリンピックの前年、男は出稼ぎのために上野駅に降り立った。そして男は彷徨い続ける、生者と死者が共存するこの国を。高度経済成長期の中、その象徴ともいえる「上野」を舞台に、福島県相馬郡(現・南相馬市)出身の一人の男の生涯を通じて描かれる死者への祈り、そして日本の光と闇…。「帰る場所を失くしてしまったすべての人たち」へ柳美里が贈る傑作小説。

本棚に登録&レビュー

みんなの評価(46

starstarstar
star
3.47

読みたい

111

未読

42

読書中

18

既読

311

未指定

360

書店員レビュー(0)
書店員レビュー一覧

みんなのレビュー (3)

Readeeユーザー

2021年1月

starstarstar
star
3.5 2021年02月02日

人はこうも苦労して生きていかなければならないのか。

全部を表示

Readeeユーザー

エキュート上野の本屋さんでたくさん平置き

starstarstar
star
3.8 2022年04月13日

一時期エキュート上野の本屋さんでたくさん平置きされてずっと気になってました。主人公が福島県浜通り出身の物語。 祖母の家が福島県浜通りなので、出てくる方言が身近なのと、題名の上野、震災など、なんだかとても心に迫るものがありました。ちょっとやりきれない読後感です。

全部を表示

Readeeユーザー

(無題)

starstarstar 3.0 2021年04月08日
Google Play で手に入れよう
Google Play で手に入れよう
キーワードは1文字以上で検索してください