
ゴースト・ダンス
アメリカ・インディアンの宗教運動と叛乱
文化人類学叢書
ジェームズ・ムーニ / 荒井芳広
1989年2月28日
紀伊國屋書店
3,080円(税込)
人文・思想・社会
19世紀末のアメリカ合衆国。白人たちの「フロンティア」は西へ進行し、先住民たるインディアンのほとんどはいまや支配下におかれていた。旧来の生活様式を失い、不公正な行政に苦しむ彼らのあいだに、このとき一つの宗教が生まれる。やがてメシアが到来して、死んだ祖先たちを甦らせこの世を楽園として再生してくれる、その実現のためには、儀礼をおこない全員で踊りつづけなければならないーこのような千年王国的な信念に支えられた宗教運動が、「ゴースト・ダンス」である。この運動がどのように展開したが、白人とのあいだにどんな軋轢をうんだかを、著者ムーニーは細胞の観察と綿密な取材調査にもとづいていきいきと描き出していく。
本棚に登録&レビュー
登録しました。
close

ログイン
Readeeのメインアカウントで
ログインしてください
Readeeへの新規登録は
アプリからお願いします
- Webからの新規登録はできません。
- Facebook、Twitterでのログイ
ンは準備中で、現在ご利用できませ
ん。
シェア
X

LINE
リンク
楽天ブックスサイト
楽天ブックスアプリ
© Rakuten Group, Inc.
キーワードは1文字以上で検索してください
みんなのレビュー