〈お茶〉はなぜ女のものになったか
茶道から見る戦後の家族
加藤恵津子
2004年12月31日
紀伊國屋書店
1,980円(税込)
ホビー・スポーツ・美術 / 美容・暮らし・健康・料理
そもそもは男性の文化でありながら、現在は圧倒的に女性によって営まれている茶道。いったい何が彼女たちをそれほどまでに惹きつけるのか。「点前」「社中」「お許し」といった基本要素から説き起こし、茶道の「女性化」の経緯をたどりながら、専業主婦を大量に生み出した戦後の家族のあり方、ひいては女性たちの人生のあり様をあざやかに浮かび上がらせる、ユニークな視点からの戦後日本社会論。
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