意識と脳
思考はいかにコード化されるか
スタニスラス・ドゥアンヌ / 高橋洋(翻訳家)
2015年8月27日
紀伊國屋書店
2,970円(税込)
人文・思想・社会
「科学者は、いかにしてこの心の要塞に侵入できるのだろうか」-認知神経科学の世界的研究者として数々の受賞歴を誇る俊英が、意識研究の最前線へのガイドツアーに読者を誘う。膨大な実験をもとに究極の問題に迫る、野心的論考。
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たかや
意識の実験的考察
意識について実証的な姿勢で幅広い知見から纏め上げている。無意識の情報に対する反応、意識の曖昧さに関して面白いと思った。おおむね理解(?)は出来たが、自分の知識不足のため再帰性の回路のところがあまりわからなかった。論文にはV1.V2間などにも相互性の出力があるとのことで、どのレベルで意識に関連するのか、というのが勉強しなおさなければと感じた。そして、時間の流れを含めたところでの意識(脳の表象)もどうなってるのかよくわからないので、その辺も調べ直す必要がある。
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