音と脳ーーあなたの身体・思考・感情を動かす聴覚

ニーナ・クラウス / 伊藤 陽子 / 柏野牧夫

2024年3月1日

紀伊國屋書店

2,970円(税込)

美容・暮らし・健康・料理 / 医学・薬学・看護学・歯科学

音が脳をつくり、脳が音をつくる。 言葉、音楽、都市の騒音、大自然の静寂、愛する人の声。聴覚は常にオンになっていて、私たちは音から逃げることはできない。人はみな生まれた時から、音と意味を結びつける経験を幾度となく重ね、音と脳の協調関係ーー独自の《サウンドマインド》--を磨き上げている。 言語障害、自閉症、難聴、バイリンガル、加齢や脳震盪、音楽療法……聞くことは、感じ、考え、動くことにどう影響するのだろうか? 音の持つ力と可能性を説く、聴覚神経科学のトップサイエンティストの集大成。ルネ・フレミング、ミッキー・ハート、ザキール・フセインら世界的ミュージシャンも絶賛! 「聞いた音がどのように私たちを形作るのかについての、 最も美しく、刺激的で、 啓発的な本のひとつ。永遠に読んでいたかった」 ーーメアリアン・ウルフ(『プルーストとイカーー読書は脳をどのように変えるのか?』著者) 2022年 米国出版協会 専門学術出版賞(生物医学)、ノーチラス・ブック・アワード金賞(科学・宇宙)受賞作。 《トピック》 音楽家の脳/音のリズムと脳のリズム/リズムと社会化/音と「読む脳」/自閉症/言語障害に性差はあるか?/音楽療法/バイリンガルの脳/貧困と言語環境/鳥のさえずりは言語か、音楽か?/「安全な」騒音の影響/聴覚の老化を食い止める/スポーツにおける脳震盪 ほか

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