
Newton 大図鑑シリーズ 天気と気象大図鑑
2021年6月24日
ニュートンプレス
3,300円(税込)
科学・技術
明日の天気は晴れか,雨か。また,気温や風の強さなど, 天気の情報は日々の暮らしに欠かせません。 しかし,どうして雨が降るのか,どうして晴れるのか, そのしくみはご存知ですか? 天気を変化させているのは,大きくいえば太陽の光です。 地球は丸く,かつ少し傾いて自転しているので, 太陽の光の当たり具合は,場所によって少しずつ違ってきます。 広大な宇宙からみるとほんのわずかな差ですが, この違いが風の流れを生み,海流にも影響し, 世界各地の気候を生み出します。 また,地球の表面は「大気」でおおわれています。 大気の動きは,太陽からの光だけでなく, 海や山,陸などの地形からも大きく影響を受け, さまざまな大気現象をおこします。 たとえば,大気が活発に対流し,雲が発生したり,風が吹いたりする「対流圏」は, 地表から8〜16キロメートルまでの範囲です。 高さが8000メートル(8キロメートル)ほどあるヒマラヤ山脈は, 吹き込んでくる風をまるで壁のように遮ってしまいます。 そのため,ほとんどの風は山を越えられず,その周囲に雨をもたらすのです。 本書は,こうした気象のしくみを,ビジュアルでわかりやすく 紹介しています。 また,天気を知るために欠かせない「天気図」の読み方や, 天気図の種類なども解説。普段何気なく見ている天気予報が, どのようにつくられていくのかも,知ることができます。 太陽の光と大気がおりなす,ドラマチックな気象のしくみを どうぞお楽しみください!
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