
生態学は環境問題を解決できるか?
共立スマートセレクション 31
伊勢 武史 / 巌佐 庸
2020年2月15日
共立出版
1,980円(税込)
科学・技術
自然や生きものを愛する人が知っておくべき環境学について,生態学を専門とする筆者が軽快な文章で説明する。生態学と環境学の違いに触れ,さまざまな環境問題の例を取り上げながら,環境問題を考えるうえで欠かせない「視野」を伝授する。第一線を走り続ける科学者としての心構えや,筆者が進めている最新の研究についても紹介。「自然が大好き」「自然についてよく知っている」という人へ向けた,環境学に関する入門啓蒙書。 1 人と自然と環境問題 1.1 僕が自然の研究をはじめたわけ 1.2 共有地の悲劇:環境問題はなぜ起こる? 1.3 食生活と共有地の悲劇 1.4 環境問題とNIMBY 1.5 共有地の悲劇を解決するには? 1.6 「良かれと思って」の功罪 1.7 環境問題は単純ではない 1.8 この本について 2 環境倫理と歴史 2.1 アメリカの環境意識 2.2 近現代の環境意識 2.3 環境問題は実は倫理の問題 2.4 自然の「人権」 3 答えはひとつに決まらない 3.1 何年前がいいの? 3.2 原生林は「手つかずの自然」であるべきか? 3.3 人はどこまで自然に介入すべきか:ノータッチ? それとも人為で人為を打ち消す? 3.4 保全と利用のはざま 3.5 文化か自然保護か 3.6 生物多様性はどこまで?どのように?守るべきか 3.7 何事も「トレードオフ」.バランス感覚が大事. 4 外来種のおはなし 4.1 奥が深い外来種問題 4.2 外来種は「お互いさま」 5 前向きに何とかしよう 5.1 環境問題について「伝える」 5.2 生態学は環境問題を解決できるか? 5.3 生物学的環境修復(bioremediation) 5.4 未来をおもう,人間はとても美しい 6 科学者とは・科学とは 6.1 ハーバード大学での歓喜と苦闘 6.2 研究者の就職事情 6.3 科学のお作法 6.4 科学ってなに?:客観性とは 6.5 科学ってなに?:反証可能性とは 7 全力で走らねば 7.1 人工知能を使ってみる 7.2 シミュレーションの信頼性を向上させる 文 献 あとがき 生態学から環境問題を考える(コーディネーター 巌佐 庸) 索 引
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