インターネットソフトウェア

ネットワークとマルチメディアトラック

ソフトウェアテクノロジーシリーズ 11

野呂 昌満 / 後藤 邦夫

2002年7月24日

共立出版

3,960円(税込)

パソコン・システム開発 / 科学・技術

インターネットが通信だけではなくビジネスアプリケーションや電子商取引などの情報処理の基盤環境として重要な役割を果たすようになっている。本書では、従来の通信基盤としてのインターネットから一歩踏み込んで情報処理の基盤環境としてのインターネットに着目する。通信プロトコルの解説から始めて、TCP/IPアプリケーションの開発技術、Webサーバを中心としてアプリケーションを連携する技術、ネットワーク上でのコンテンツなどの情報配信・放送技術、Webを利用した情報共有技術、さらにセキュリティ技術などを体系化し具体例を交えて解説する。 第1章 はじめに 1.1 インターネットプロトコル 1.2 インターネットソフトウェア 1.3 インターネットソフトウェアの開発 1.4 本書の構成 第2章 Webブラウザから見たインターネットソフトウェア 2.1  Webブラウザの構成 2.2 Webブラウザから見たインターネット通信 2.3 Webブラウザで用いるデータの形式と処理 2.4 文書定義と配置機能の拡張 第3章 インターネットプロトコル 3.1 インターネットプロトコルーOSIとインターネットプロトコルの階層 3.2 IPアドレスとドメイン名,DNSの役割 3.3 アプリケーションプロトコルとポート番号 3.4 IPv6 第4章 分散協調プロセス群としてのアプリケーションプロトコルソフトウェア 4.1 通信プロトコルとそのプログラミングにおける定石 4.2 socket システムコールの実際 4.3 プロセスの識別と名前付け 第5章 アプリケーションプロトコルソフトウェアのアーキテクチャ 5.1 アプリケーションプロトコルソフトウェアの階層アーキテクチャ 5.2 アプリケーションプロトコルソフトウェア5層モデル 5.3 既存のアプリケーションプロトコルソフトウェアとの互換性ープロキシ層オブジェクトの自動生成ー 5.4 時間切れ処理 5.5 階層アーキテクチャに基づくアプリケーションフレームワーク 5.6 まとめ 第6章 アプリケーションプロトコルソフトウェアのアーキテクチャの応用 6.1 inetdの実現 6.2 電子メイル 6.3 Webサーバ 6.4 Webブラウザ 第7章 Web情報システムのソフトウェアアーキテクチャ 7.1 Webブラウザによるクライアントサーバシステムの再構築 7.2 WISのソフトウェアアーキテクチャ 7.3 Web関連技術 7.4 Web関連技術のWISアーキテクチャ上での応用 第8章 インターネットソフトウェアのセキュリティ 8.1 危険性と手口 8.2 ローカルエリアネットワークの安全 8.3 ホストの安全対策 8.4 ネットワークソフトウェアの安全対策 8.5 WISのセキュリティ 第9章 おわりに 付録

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