
構造化インタフェースの設計と評価
わかりやすい操作画面をつくるための32項目
山岡 俊樹 / 鈴木 一重 / 藤原 義久
2000年12月23日
共立出版
3,630円(税込)
科学・技術
通産省の外郭団体である(社)人間生活工学研究センター(略してHQL) のユーザインタフェース設計委員会で、ISO13407 が制定されたことをにらみ、だれでも使えるユーザインタフェースの設計・評価方法を研究。その成果が本書である。 随所に出てくるSIDEとは構造化ユーザインタフェース設計・評価方法(Structured User Interface Design & Evaluation Method)の英語の略であり、この業界では大権威であるドナルド・ノーマン博士の命名である。また、同じく大権威のシュナイダーマン博士のおすみつきをもらっている手法である。 SIDEの特徴として、UIを構築するうえで重要な設計項目とその項目に関する活用事例をまとめた。これらのデータベースとユーザの情報処理プロセスに沿ってUIの設計と評価ができる。 UIデザインプロセスの各ステップで必要となる作業(情報の把握、構造化、デザインおよび評価)をフォーマットや所定の方法によって行うことができる。 設計者のスキルのレベルに対応するなど、いろいろな使い方が可能である。この分析的な方法により、未経験者でもUI構築が可能となり、経験者も事例などにより発想の幅が広がり、精緻で検討もれのないUIを構築できるのである。 ISO13407が整備されるにつれ、それにのっとった手法の確立がのぞまれるが、それを目指した書。
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