
脳と神経
分子神経生物科学入門
金子 章道 / 川村 光毅 / 植村 慶一
1999年1月1日
共立出版
8,250円(税込)
科学・技術
日本では「脳を知る・守る・作る」の3方向から研究の戦略が練られている。しかし欧米と比べるとあまりにも層が薄い現状がある。人材育成が急務といわれる。その人達へわかりやすく平易に解説。 第1章 神経の発生 概説 1-1 神経系の初期発生と神経細胞の誕生 1-2 神経組織の領域化と細胞特異化 1-3 ニューロンとグリアの細胞系譜 1-4 神経細胞の分化・移動と形態形成 1-5 神経回路形成 第2章 脳と神経の構成要素と機能単位 概説 2-1 アミノ酸,ペプチド,タンパク質 2-2 脂質とガングリオシド 2-3 神経成長/栄養因子とレセプター 2-4 細胞接着タンパク質 2-5 細胞骨格 2-6 イオンチャンネル 2-7 トランスポーター 2-8 トランスミッター 2-9 レセプター(受容体) 2-10 開口放出関連タンパク質 2-11 細胞内カルシウム結合タンパク質 2-12 カルシウム動態 2-13 培養系におけるオリゴデンドロサイト 2-14 ミクログリア 2-15 ミエリン 第3章 神経情報の統合 概説 3-1 イオンの透過性と膜電位 3-2 神経の興奮性・興奮伝導と伝達 3-3 視細胞と嗅細胞の情報変換機構 3-4 感覚情報処理 3-5 脳可塑性 3-6 条件反射と高次機能 3-7 学習と行動 第4章 病態 概説 4-1 脳の形態形成とその異常 4-2 虚血性ニューロン死の本態とニューロン蘇生 4-3 アルツハイマー病 4-4 精神分裂病とうつ病 4-5 脳腫瘍
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