生命の起源と進化の物理学

シリーズ・ニューバイオフィジックス 8

伏見 譲

2002年12月27日

共立出版

4,180円(税込)

科学・技術

生命の起源と進化は、従来、物理学というより化学あるいは地球生物学の視点から、時には高度の数理科学的視点を取り入れてきた。本書は、地球生物学的視点はなるべく排除し、個別的に付随する副次的現象にとらわれないために、進化現象の普遍性を重視し、実験室における単純化された系に対する進化実験のデータを重視した。 序章 生体高分子の「進化能」の物理 第1章 分子機能の起源 1-1 ゲルの相転移と生命の起源 1-2 化学進化の物理 第2章 情報の物理的起源 2-1 RNAワールド仮説 2-2 擬種と中立ネットワーク地形 2-3 タンパク質の適応度地形 2-4 遺伝子型と表現型対応づけとウイルスの役割 第3章 分子機能・情報の効率的な獲得 3-1 アミノ酸コードの成立と進化 3-2 出発点の選択:原始遺伝子 3-3 配列空間内の移動法ー突然変異 3-4 進化における性の役割 3-5 分子進化の階層性ーモジュールシャフリング仮説 3-6 抗体の分子進化と酵素機能の創出 索引

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