フォレスト・プロダクツ

森林科学シリーズ 4

高田 克彦 / 林 知行

2020年6月30日

共立出版

3,850円(税込)

ビジネス・経済・就職 / 科学・技術

21世紀に入り,温暖化の進行に代表される地球環境の劣悪化がもはや疑いようのない真実と認識されるにしたがい,森林の適正な保全・管理や森林資源の効率的な利活用への「期待」はそれらを確実に実行する「義務」へと変化してきている。一方,森林資源,特に木質系材料の利活用は近年の科学技術の進展や政策の後押しにより新たな展開を迎え,これまでの木材利用では考えられなかったCLT(直交集成板)やCNF(セルロースナノファイバー)等の利用開発が進められると同時にバイオエネルギーとしての新たな活用が模索され始めている。しかしながら,このような新たな利活用に関する知識と学問的背景を取りまとめた著書はほとんどなく,森林科学を学ぶ者にとって,一通りの基礎知識だけを習得するだけでもかなりの努力が必要である。  このような状況の中,本書は広範囲に展開されている新たな木質系材料の利活用について,まず古典的な木材利用の歴史を取りまとめた上で,現状を把握し,その理解のために必要な基礎と応用技術に関する知識を解説。今後の発展の方向性についても言及する。

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