
原場面に着目した数学的モデリング能力に関する研究
フッサール現象学の方法と応用反応分析マップを援用して
松嵜 昭雄
2018年9月28日
共立出版
4,730円(税込)
科学・技術
次代を担う児童生徒たちにとって必要となる資質・能力の1つとして,数学的モデリング能力が注目されている。 日常生活や社会活動で起こるさまざまな事象を数理的に捉え数学的に処理し解決する過程や,数学の事象について統合・発展的に考え数学的に表現する過程において,数学的モデリングの能力の役割は重要といえる。近い将来のわが国の算数・数学カリキュラムは数学的モデリングの積極的な導入が前提とされており,その評価も火急の要請課題となるだろう。 本書は,著者が提出した博士論文『原場面に着目した数学的モデリング能力に関する研究ーフッサール現象学の方法と応用反応分析マップを援用してー』を加筆・修正したものである。モデリングの評価の一助となる研究でもあり,モデリング能力の枠組み構築とともに,モデリングの実際を視覚化する方法を提供している。 まえがき 第1章 はじめに 第1節 研究意図 第2節 研究目的・方法 第3節 第1章のまとめ 第2章 数学的モデリング能力の枠組み 第1節 数学的モデリング能力の規範的枠組み 第2節 数学的モデリング能力の記述的枠組み 第3節 第2章のまとめ 第3章 新たな数学的モデリング能力の枠組みの提案 第1節 原場面に着目した数学的モデリング能力の枠組み 第2節 フッサール現象学の方法を視点とする原場面の機能 第3節 第3章のまとめ 第4章 数学的モデリング能力についての実験調査 第1節 数学的モデリング能力についての実験調査の設計 第2節 数学的モデリング能力についての実験調査におけるモデリングの概要 第3節 第4章のまとめ 第5章 原場面に着目した数学的モデリング能力の特定 第1節 応用反応分析マップによる数学的モデリングの視覚化 第2節 原場面の役割に着目した規範的枠組みにもとづく能力の特定 第3節 原場面の機能に着目した記述的枠組みにもとづく能力の特定 第4節 第5章のまとめ 第6章 おわりに 第1節 本研究の成果 第2節 今後の課題 付録 数学的モデリング能力の実験調査に関する資料 付録A 実験調査ワークシート 付録B 被験者IHの実験調査データ 付録C 被験者NTの実験調査データ あとがき
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