ユビキタス時代の情報管理概論
情報・分析・意思決定・システム・問題解決
猪平 進 / 齋藤 雄志
2003年4月14日
共立出版
3,740円(税込)
パソコン・システム開発 / ビジネス・経済・就職
本書は、1999年2月に共立出版(株)より発行した「インターネット時代の情報管理概論ー情報・システム・意思決定」を元に、技術の進歩、社会の変化に即して内容を吟味・刷新し、ここにあらためて新刊書として上梓したものである。情報の概念の整理から始まり、各種の情報源と情報の収集の方法、その整理法、情報蓄積の核となるデータベースの概要、数量的データや非数量的データの分析方法、広く利用されているモデル分析の役割、システム的なものの見方の重要性やシステム思考、その典型であるオペレーションズリサーチの考え方などが前半に説明されている。一般的にいえば、文科系の学生は数量的分析がやや不得意なケースが多いが、本書では、それを克服する意味を込めて、コンピュータやネットワークを利用した情報分析への道も示しているつもりである。後半は、主に情報システムや企業組織あるいは情報化とかかわり合う側面を説明している。まず、マルチメディア情報を含む情報の取扱い方法、情報システムに関するさまざまな話題、法的な情報管理である知的財産権の問題、情報管理と社会等を扱っている。
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