いま言葉で息をするために

ウイルス時代の人文知

西山 雄二

2021年8月25日

勁草書房

3,850円(税込)

人文・思想・社会

哲学・文学・歴史・人類学・宗教の観点からコロナ禍をどう考えられるのか。人文学者たちによるコロナ時代の証言と提言。 執筆者:カトリーヌ・マラブー/ジャン=リュック・ナンシー/キャサリン・ヘイルズ/アレクサンダー=ガルシア・デュットマン/エマヌエーレ・コッチャ/ペーター・サンディ/ミシェル・ドゥギー/オーレリー・パリュ/トマス・シュタングル/ブルース・キャンベル/ジャン=ルイ・シュレーゲル/フレデリック・ケック。訳者解題付。 はじめに 西山雄二 思想 カトリーヌ・マラブー/西山雄二 訳  隔離から隔離へ──ルソー、ロビンソン・クルーソー、「私」  訳者解題 ジャン=リュック・ナンシー/伊藤潤一郎 訳  別の精神性(聞き手:ミロ・レヴィ=ブリュール)  生政治症候群  訳者解題 N・キャサリン・ヘイルズ/清水知子 訳  新型コロナ──ポストヒューマン・ウイルス  訳者解題 アレクサンダー・ガルシア・デュットマン/宮崎裕助 訳  共犯者  補遺 オリヴァー・フォーゲルへの手紙  訳者解題 エマヌエーレ・コッチャ/松葉類 訳  世界規模の新たな隠遁生活を反転する  訳者解題 ペーター・サンディ/吉松覚 訳  ウイルス時代  訳者解題 文学 ミシェル・ドゥギー/関大聡、高桑和巳、西山雄二 訳  コロナ時評  訳者解題 オーレリー・パリュ/渡辺惟央 訳  カミュの『ペスト』、断乎として現代的な作品──ポストモダンの時代にこそ現代性の全容が現れるという逆説  訳者解題 トーマス・シュタングル/福岡麻子 訳  コロナ日記  訳者解題 歴史 ブルース・キャンベル/大貫俊夫 訳  疫病と歴史の「大遷移」──ブルース・キャンベルとの対話(聞き手:バスシェバ・デムース、ダゴマー・デグルート、ティム・ニューフィールド)  黒死病とコロナ以後の歴史学の未来  訳者解題 宗教 ジャン=ルイ・シュレゲル/伊達聖伸 訳  コロナウイルス時代の宗教  訳者解題 人類学 フレデリック・ケック/小林徹 訳  アジアの虎たちと中国の龍──パンデミックに対する前哨地間の競合と協働(SARSからCOVID-19へ)  訳者解題

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