プラトン『国家』を読み解く

人間・正義・哲学とは何か

岡部 勉

2021年12月24日

勁草書房

2,200円(税込)

人文・思想・社会

『国家』をテキストとして読み解くことに徹底的にこだわり、従来の解釈を覆す新たな読みを提示。その価値と魅力を語る待望の入門書! 第一級の哲学テキストであるプラトンの『国家』。本書では、人間とは何かという問いが『国家』を貫く縦糸となっており、そこに正義とは何か、哲学とは何かという問いが絡んでくることを指摘。これらの問いにプラトンがどう答えているのかを読み解き、それに自分がどう答えるのかを考えることが『国家』を読むということだと論じる。 はじめに 第一章 『国家』を読む難しさ  1 何が難しいか  2 『国家』篇の概略 第二章 『国家』篇の構想  1 構想の要としての「人間の話」  2 議論をどう組み立てたか  3 「方法」の問題 第三章 問題を解く道筋  1 「正義とは何か」という問題  2 「別のもっと長い道」  3 「実践優位」の考え方  4 哲学をめぐる問題 第四章 問題はどう解かれたか  1 哲学者と国家  2 「複雑で多面的な生き物」  3 「魂の一性」  4 正・不正と幸・不幸 結びに代えて 註 参照文献 あとがき 『国家』出典索引 索 引

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