[笑うケースメソッド2]現代日本公法の基礎を問う

木庭 顕

2017年2月9日

勁草書房

3,300円(税込)

人文・思想・社会

[笑うケースメソッド]第2弾!今度は公法篇だ!一癖ある学生たちが、かの占有教授相手に、意外な角度から公法の基礎を掘り起こす。 公法の根底にある、近代ヨーロッパ概念である政治システムとデモクラシー。そしてそれらが全面的にギリシャ・ローマの観念体系に負うことを踏まえ、人権概念へと迫る。東大法科大学院選択科目「公法・刑事法の古典的基礎」公法部分の[笑うケースメソッド]。憲法や行政法の授業で見知った有名判例が、目からウロコの姿となって現れる。 まえおき 予備的討論─夜叉ヶ池の龍神、その正体は? 政治制度の構築─背景の色を変えれば違って見える 言論・表現の自由─天上界にもミニマ・フューシカ 政教分離─天地が岐れる時 個人の尊厳─デモクラシーの礎石 精神の自由─文化の極点 生存権─命あっての物種 公共空間内の物的規律─商売も哲学のうち 公共空間の領域展開─市民社会の運命はあなたに懸かっているのですよ 領域上の擬制的公共空間─横一列! 直接的領域規律─環境は公共前公共 デモクラシーの審級─江戸の敵は長崎で討つ 財政─あげたんじゃないよ、あずけただけなんだから あとがき 索引

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