新版 個人情報保護法の現在と未来

世界的潮流と日本の将来像

石井 夏生利

2017年4月28日

勁草書房

6,600円(税込)

人文・思想・社会

AIやビッグデータ、IoTなどの技術が定着し、個人を取り巻くネットワーク環境は、ここ数年でもめまぐるしく変わっている。欧州では2016年にデータ保護指令が大改正され、米国間の交渉も進み、世界的にも注目された。こうした中、国内外のプライバシー・個人情報保護法制度の動きを捉え直し、日本の個人情報保護法制の将来像を論じる。 個人情報保護法制の近未来像を論じるために[堀部政男] 初版へのはしがき 新版はしがき 序章 プライバシー・個人情報保護の新たな世界的潮流と日本 第1章 OECDプライバシー・ガイドライン改正  第1節 改正の背景  第2節 越境執行協力の重要性  第3節 改正ガイドラインの概要 第2章 EU一般データ保護規則  第1節 一般データ保護規則(GDPR)とその全体像  第2節 目的・適用範囲・定義  第3節 諸原則  第4節 データ主体の権利  第5節 管理者及び取扱者  第6節 第三国移転制限  第7節 独立監督機関  第8節 協力及び一貫性  第9節 救済,法的責任及び罰則  第10節 特別な取扱状況に関する規定  第11節 委任行為及び実施行為,最終条項  第12節 最終条項 第3章 欧州評議会第108号条約の見直し  第1節 第108号条約  第2節 第108号条約の現代化 第4章 セーフハーバーとEU-U.S.プライバシー・シールド  第1節 セーフハーバー交渉  第2節 セーフハーバー・スキームの見直し 第5章 APEC越境プライバシー・ルール  第1節 2004年APECプライバシー・フレームワーク  第2節 2007年パスファインダー計画  第3節 2010年越境プライバシー執行協定  第4節 2011年越境プライバシー・ルール  第5節 CBPR-BCR の相互運用に向けた交渉 第6章 米国の消費者プライバシー保護  第1節 消費者データプライバシー  第2節 連邦取引委員会の法執行権限  第3節 FTCの取組 終章  個人情報保護法の将来像  第1節 個人情報保護法の改正とその概要  第2節 プライバシー・個人情報保護法の国際的動向と改正個人情報保護法の課題  第3節 改正個人情報保護法の評価と将来像 索引

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