地域公共交通政策の新展開

中京大学経済研究所研究叢書

地域政策研究プロジェクト

2022年3月31日

勁草書房

4,620円(税込)

ビジネス・経済・就職

コロナ禍を経て、また自動車の電化と自動運転の普及、DXを前に、鉄道を中心とした地域公共交通政策はどうなっていくのか論じる。 目次:九州・四国・北海道の幹線鉄道ネットワークに求められるサービスレベルの検討/公有民営方式によるローカル鉄道の地域化/地域公共交通の価値と政策評価/COVID-19パンデミックと都市と鉄道/COVID-19パンデミック収束後の都市鉄道における「全予約化」の可能性/都市公共交通の運賃設計の諸相 はしがき 第1章  九州・四国・北海道の幹線鉄道ネットワークに求められるサービスレベルの検討[板谷和也]  1.はじめに  2.幹線鉄道サービスレベルの評価指標  3.各都市間サービスレベルの変遷と現状  4.サービスレベルの比較考察  5.おわりに 第2章  公有民営方式によるローカル鉄道の地域化──養老鉄道をケーススタディとして[鈴木崇児,古川雄一,近藤健児]  1.はじめに  2.公有民営方式導入の経緯  3.公有民営方式の導入による政策効果  4.ケーススタディ(養老鉄道)  5.おわりに 第3章  地域公共交通の価値と政策評価──コロナ禍における公共交通維持の必要性を踏まえて[石川良文]  1.はじめに  2.コロナ禍で大きく減少した公共交通の利用  3.公共交通維持の必要性と公共交通の価値  4.公共交通維持存続の妥当性評価法  5.おわりに 第4章  COVID-19 パンデミックと都市と鉄道──現状認識と収束後の展望[高木 亮]  1.はじめに  2.「異常だった20 世紀」が終わる  3.巨大都市は強力な「知的生産」の場だった  4.巨大都市圏の「形」が変わる  5.パンデミック後,鉄道の需要に何が起こるか  6.パンデミック後の鉄道のあるべき姿  7.おわりに 第5章  COVID-19 パンデミック収束後の都市鉄道における「全予約化」の可能性[高木 亮]  1.はじめに  2.「あるべき姿」実現の方法の基礎  3.「全予約化」とその効果  4.都市鉄道の「全予約化」の困難とその解決方策  5.「全予約化」の「段階的導入戦略」についての議論  6. 鉄道への社会の期待の醸成と,公共部門によるサポート獲得の必要性  7.おわりに 第6章  Urban public transport fare design dimensions Post Covid and in a Sharing Society with a focus on Japan[Jan-Dirk Schmocker]  1.Introduction: Public transport fare structure dimensions  2.Three causes triggering the need for fare structure changes  3.Spatial dimension: Fare flexibility  4.The temporal dimension  5.The service quality dimension  6.The integration dimension  7.The loyalty dimension  8.The user group dimension  9.The booking process dimension  10.Conclusions

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